「できる人」の生活整理術―ラクに生きて仕事の成果が上がる!(今年7冊目/今月7冊目)

71の項目が記載されていました。
その中で印象に残ったものが3つありました。

1.心の整理は「捨てる」ことから始まる
3.「時間を買う」という考え方をもとう
55.「マイナス思考」をあえて意識する
71.自分の幸福の基準を持て


まず、時間は有限だということが大前提にあり、その中でいかにして
無駄をどんどんなくし、質を上げていくべきだという考え方がありました。
自分の時間を増やすために、様々なサービスを使う(時間を買う)という
ことは、最近私も少しずつ考えるようになりました。
また、私は頭がおかしいと自分で思うようなプラス思考の考えを持っている
のですが、その中でやはりマイナス思考の部分も持ち合わせていると思っています。
この部分についてはすごく共感できました。


最後に、幸福ということについてですが、これは人それぞれ考え方が違うと思います。
いい車に乗ること、いい家に住むこと、美味しいものを食べること、
いろんなところに旅行すること、いろいろあると思います。


今まで考えていた私にとっての幸福は、お金に不自由なく暮らせることでした。
でも、これだと、いつまでたっても幸せになれないんですよね。
抽象的過ぎて、欲しいものが手に入れば、もっともっととどんどん欲が出てきてしまいます。
ですから、何か自分にとって、”これだ”っていえる幸福を持っていないと
いつまでたっても幸福にはなれないということが書かれていました。
読み終えた後もすごく考えさせられる本でした。


自分にとっての幸福ってなんだろうと考え直してみました。


今の時点で言い切れる私にとって幸福とは、家族みんなが健康で、
仲良く楽しく暮らせることです。
その上で、いろんな方に出会い、影響を受け、自分を高めていくこと。
そして、その中から本当に信頼でき、深い付き合いができる友人を見つけることです。